応募者個人情報に関する通知

目的

この『応募者の個人データに関する保護基準』は、事業を行うすべてのWADACOM各社における応募者データの取扱いに関する十分且つ首尾一貫した保護規定を定めることを目的としています。

WADACOMの募集職種に応募する際に応募者がWADACOMに提供する個人情報(身元を特定できるような応募者データおよびデータ)は、採用活動を目的としてのみ使用利用され、応募者データは、下記に掲げるWADACOMの基準および該当する全ての法令に従って保護されます。

応募者データを送信することにより、貴方は以下の内容を確認し、同意したものとみなされます。:

  • WADACOMの基準を読み、理解した
  • 提出された応募者データは、当基準に定められた採用目的に従って処理される; そして
  • WADACOMの基準に沿って、応募者データが他国に移管される場合がある

募集職種への応募を完了するためには、貴方の同意が必要になります。同意しない場合は、右上の「x」ボタンをクリックすれば、それ以降の応募者データの提出処理は行われません。

この基準は、特に他の規定がない限り、採用決定者に提供される雇用契約の一部を構成するものではありません。

範囲

この基準は応募者データを取扱う全てのWADACOM各社に適用されます。

処理 とは、応募者データについて行われる全ての行為を指し、当該データの収集、記録、作成、保管、修正、利用、開示若しくは削除等、その一部又は全部が自動的手段によるものであるか否かを問いません。

応募者データとは、貴方または貴方を代理する他の誰かがWADACOM各社の募集職種に応募する際に提供される、貴方の身元を特定するような個人に関するあらゆる情報を指します。

この基準は、匿名または仮名により提出されたデータには適用されません。個人が識別できない場合、または時間・費用・労働力の点で不相応な コストを投下しなければ識別できない場合、そのデータは、匿名とみなされます。仮名の使用とは、個人の識別が不可能か少なくとも実質的に困難となるよう、 氏名またはその他の識別要素を他の氏名等で代替させることを指します。もし匿名で提供されたデータが匿名性を失った場合(すなわち、個人が識別可能となっ たとき)、または仮名が使用されたがその仮名から個人を識別することができる場合には、この基準が適用されます。

現地法の適用

この基準は、応募者データ保護に関する統一且つ最低限法令を遵守した基準を全世界のWADACOM各社に対して提供することを目的として規定されてい ます。 WADACOMは、国によっては当基準より厳格な基準を要求する場合があることを認識しています。WADACOM各社は、応募者データが処理される場所(国)に適用される現地 法に従い応募者データを取扱います。現地法より当基準の定めの方が厳格な場合には、当基準の要件が適用されます。

<h3″>

応募者データの処理に関する原則

WADACOMは、各個人のプライバシーの権利および利益を尊重します。WADACOM各社は応募者データを処理する際に下記に掲げる原則を遵守します。:

  • データの処理は公正かつ適法に行う。
  • データの収集は、特定された合法的な目的の範囲内で行い、これらの目的と合致しない方法によって処理されることはない。
  • データの収集および利用は、収集目的または利用目的に関係がある範囲内で行い、これらの目的の範囲を超えてはならない。例えば、データの性質や利用目的に伴うリスクによっては、可能かつ適切な場合、匿名でデータ提供を行うことができる。
  • データは正確であり、且つ必要に応じて更新されなければならない。不正確または不完全な応募者データを訂正または削除するには合理的な手順を踏むものとする。
  • データの保管は、収集目的および処理目的に必要な限度で行う。
  • データの処理は、個人の法的権利に従い(当基準の定めまたは現地法の定めにより)行われる。
  • データに対する不正アクセス、違法処理および無権限の紛失もしくは紛失事故、破壊または改ざんを防ぐため、適切な技術的組織的措置を講じる。

データの収集

WADACOMに応募者データを提供するには様々な方法を利用することができ、その中には次の方法が含まれます。:

(a) WADACOMの担当者へのeメールまたは紙での提出;(b) 応募者データのオンライン提出(第三者であるサービス・プロバイダ(委託先)がアメリカ合衆国内に設置される電子データベース内で処理し、WADACOM内で認証さ れた担当者がアクセスする)または;(c) WADACOMの雇用に関するアプリケーションによる提供

WADACOMは、応募者の同意を得て、あるいは適用される法律に従い、さらなる情報を定期的に収集できるものとします。例えば、WADACOMはプロセスの向 上など事業目的のために応募者の評価や意見(例:アンケート)を収集できるものとします。応募者は、任意で本アンケートに回答するあるいは回答しないこと を選択することができ、その決定により何ら不利益を被らないものとします。当基準は、これらアンケートへの回答を含み将来収集される情報にも適用されるも のとします。

応募者データ処理に関する目的およびアクセス

WADACOMおよびWADACOM各社は、法律に則った人事上の目的によって応募者データを処理します。応募者データの処理は、この目的の範囲内、且つ適用される法令に従い行われます。これらの基本的な目的には下記の事項が含まれます。:

WADACOMの募集職種に関する応募者の特定および評価;

特定された応募者を採用するかしないかに関する決定;

採用業務に関する適切な記録保持;

採用プロセスおよび成果の分析;

(法律で許容される範囲内での)バックグラウンド・チェックの実施

もしWADACOM各社が上記の目的の範囲を超えて応募者データを処理する場合は、その新しい目的について責任ある当該WADACOM関係会社は、その応募者に新しい利用目的および応募者データを取扱う担当者について知らせなければなりません。

貴方のデータはWADACOM内で採用業務に関わる担当者によってアクセスされ処理されます。この担当者はここに定める目的に合致した業務上の合法的な必要性によって貴方の応募者データにアクセス・処理することが認められています。

応募者データの種類

WADACOM内で処理される応募者データには下記のものが含まれます。:

  • 応募者の状況(採用プロセス上のステータス)
  • 職業履歴
  • 学歴
  • 給与
  • 雇用者からのフィードバック
  • オンライン調査への回答結果
  • 応募者の連絡先
  • 応募者の昔の住所または氏名
  • 応募者によって提出された付加的情報(例:カバーレター上の情報等)
  • 運転免許証の番号(提供が必要とされる場合)
  • 知人からの紹介
  • 犯罪歴(法律で認められる場合に限る)

特別なデータ

WADACOM各社が特別なデータ(例えば、人種や民族,政治的見解,宗教,政治的信条,労働組合への加入状況,健康・医療上の記録,犯罪歴などの個 人情報を含むデータ)を収集する必要がある 限られた範囲内においては、当該WADACOM事業会社関係会社は、応募者本人にこれらデータの収集と処理について知ら せなければなりません。法律上必要な場合は、このようなデータの処理、特にデータをWADACOM以外の者に移管することについて、本人の明確な同意を取得すること とします。これらのデータの性質および使用利用目的に伴うリスクによっては適切なセキュリティと保護措置(例:物理的なセキュリティ装置,データの暗号 化,アクセス制限)を講じるものとします。

セキュリティと機密性

WADACOM各社は、不正アクセス,違法処理,無権限の紛失または紛失事故,無権限の破壊から応募者データを保護するため、適切な技術的、物理的および組織的措置を講じる責務を負います。

設備および情報のセキュリティ

WADACOM外部の第三者が不当に応募者データにアクセスすることを防ぐために、WADACOM各社が保有するすべての電子応募者データは、安全なネットワー ク構造によって保護されているシステムによって管理されます。この安全なネットワーク構造には、ファイヤー・ウォールや侵入追跡装置が含まれます。応募者 データを保持するサーバーにはバックアップが定期的に実施され(即ち、データが別のメディアに記録され)、不注意によるデータの消去またはデータの破壊を の防止に貢献しています。サーバーには、包括的な安全管理措置が講じられ、火災探知および報知システムのある施設に保管されています。

アクセス・セキュリティ

WADACOM各社は、応募者データを管理する内部システムにアクセスできる者を事前に許可を得た一定の者にのみ制限し、アクセス権を有する者は特殊 な識別方法およびパスワードを使用利用します。応募者データへのアクセスは、その職務遂行のためにデータを使用利用する特定の個人にのみ制限され、これら の者にのみアクセス権が与えられています(例:人事マネージャーは、インタビューを設定するために応募者の連絡先に関する情報にアクセスする必要がありま す)。アクセス権の付与は、セキュリティ管理担当者に任命された者が決定するします。これらの規定は、「セクションXI. データの移管」に定める一定の応募者データにアクセスすることができる第三者の管理担当者も遵守しなければならないことになっています。

トレーニング

WADACOMは応募者データの適法且つ目的に合致した処理,データを保護し、常に正確かつ最新の状態で保持する必要性,WADACOM社員がアクセスできる データの機密性を厳守する必要性についてトレーニングを行います。権限のあるユーザーは当基準を遵守し、応募者データが当基準に定める要件に反する方法で アクセス・処理・使用利用された場合、WADACOM各社は適用される法律に従って適切な懲戒処分を講じます。

データ対象の権利

応募者は皆、WADACOM各社によって保管され処理されている自らの応募者データの内容について照会することができます。同時に、データが処理また は保管されている場所にかかわらず、自国の法律により認められている範囲内で自らの応募者データへのアクセスが許可されます。応募者データを処理するWADACOM 各社は、直接または他のWADACOM関係会社を通じて当該データの提供に協力します。このようなデータへのアクセス要求はすべて、下記の宛先に送信されるものとし ます。:

Human Resources Data Protection Administrator
Tekfen Tower
Buyukdere Caddesi
No 209 Kat 8 34394
Levent Istanbul Turkey

Switchboard : +90 212 705 7000
Fax                   : +90 212 705 7099
E Mail              : Hello@Wadacom.com

応募者データは合法的な期間内においてアクセスが可能です。WADACOMでは合理的な通知があり、合理的な状況において、貴方の応募者データが閲覧できます。

また、人事のデータ保護管理責任者に連絡することによって、当基準や貴方の応募者データ、および同意の撤回などについて質問することができます。この目的以外の理由によって当該管理者に送られる文書は回答されず、破棄されます。

もしアクセスや修正が拒否された場合は、拒否の理由が通知され、要求や拒否の理由が明記されます。

もしデータ処理の目的がもはや合法的あるいは適切でないものと判断した場合は、法律で必要とされない限り、データは削除されます。

もし応募者データが不正確あるいは不完全な場合、正しい情報(例:新しい自宅住所,変更後の氏名など)が記載された新しい職務経歴書(レジュメ)を提出することによってデータを修正することを要求できます。

さらに、Hello@Wadacom.com にeメールを送ることによって、貴方の同意を撤回することができます。

データの移管

他のWADACOM関係会社への移管

WADACOMは、WADACOM関係会社間で処理や移管をされる応募者データについて、首尾一貫した適切な水準の保護を徹底するように努めています。応募者 データを他のWADACOM関係会社に移管することは、2つの異なるWADACOM関係会社間でデータを移転することを意味し、すなわち「WADACOMグループ内」であっても適用され る法律の要件を満たし、且つ以下に該当する場合にのみデータ移管が実施されることを意味します。:

  • データ移管が明確なビジネスニーズに基づくこと;
  • データを受け取るWADACOM関係会社が、適切なデータ保護措置を講じていること;そして
  • データを受け取るWADACOM関係会社が、データの移管と移管後の処理について当基準を遵守していること

WADACOM関係会社以外へのデータ移管

  • 第三者の選定:WADACOM各社は、雇用に関連したある一定のサービス代行を委託するために選定し た外部の第三者に対して、応募者データを移管する必要が生じる場面が多々あります。これらの第三者は、WADACOM各社の指示にしたがってデータを処理し、または 提供するサービスの一環として、データに関する決定を行うこともあります。いずれの場合も、WADACOM各社は、信用できるサプライヤーを選定し、サプライヤーに 契約やその他法的拘束力のある許容される方法によって応募者データを適切な水準で保護するための安全措置を講じることを確約してもらいます。WADACOM各社は、 外部の第三者に対して、当基準を遵守すること、または、WADACOMが応募者データを取扱う場合と同等の水準のデータ保護を保証することを要求します。選定された 第三者は、適用されるサービス契約において指定された業務を遂行する目的において応募者データにアクセスする権限を持ちます。WADACOM各社がもしこのサプライ ヤーがこれらの義務を遵守していないと判断した場合は、ただちに適切な措置を講じます。
  • その他の第三者:WADACOM各社は、ある一定の応募者データを次に掲げる状況において第三者に開 示することを要求される場合があります。(1) 法律で要求される場合(例:税務署や社会保険事務所),(2) WADACOMの法的権利を保護する場合(例:訴訟の防御)または(3) 応募者の健康や安全が危険に曝されるような緊急事態の場合(例:火事)

直接的な販促活動

WADACOM各社は、応募者本人の同意なく、応募者個人または家族による消費活動に向けた商品やサービスの販促活動(「ダイレクト・マーケティング」)のためにWADACOM関係会社以外の第三者に応募者データを開示することはありません。

本項の規定は、WADACOMの募集職種に応募する際に応募者から直接得られた連絡先情報にのみ適用されます。消費者あるいはWADACOMの顧客としての関係において得られた連絡先情報には本項の規定は適用されません。

自動的決定

「自動的決定」とは個人に関して自動的なデータ処理に基づいて行われる決定であり、当該個人に重大な影響を与える法的効力をもたらすもので、これを規制している国もあります。

状況によっては、応募者の回答如何によってこの自動的決定が行われる質問に回答することを要求されることがあります。

非常に限定された状況(例:WADACOMの募集職種に関して電話やコンピュータで選抜するような場合)を除いて、WADACOM各社は、応募者個人を評価した りその他の目的で「自動的決定」を行うことはありません。もし「自動的決定」が行われた場合は、それによって影響を受けた応募者は、人事のデータ保護管理 者保護管理責任者に直接連絡をし、当該「自動的決定」に関する意見を述べる機会が与えられます。

執行権およびその機能

すべてのWADACOM関係会社は、当基準が遵守されていることを保証します。応募者データにアクセスする者はすべて、当基準を遵守する義務があります。データ保護規制に違反すると罰則が課され、損害賠償請求を引き起こすことにつながる国もあります。

自分の応募者データが当基準に違反して処理されていると思う人はいつでも、その懸念を人事のデータ保護管理責任者に報告することができます。

懸念事項が、自己の所在地またはデータを提供するWADACOM関係会社の所在地以外の国にあるWADACOM関係会社によって当基準が違反されている疑いに関 連している場合、データを提供するWADACOM事業会社関係会社に支援を求めることができ、その支援要求を受けたWADACOM事業会社関係会社は違反の疑いに関する状況調 査に助力をします。もし違反行為が確認された場合、データを提供する会社および提供を受ける事業会社WADACOM関係会社は、その他の関連する当事者とともに、十 分な方法で、且つ当基準の定めに適った方法により問題を解決します。

人事のデータ保護管理責任者または現地のWADACOM関係会社によってこの懸念事項が解決されない場合は、WADACOMの雇用データ・プライバシー委員会に 報告することができます。WADACOM雇用データ・プライバシー委員会は、WADACOMのチーフ・プライバシー・リーダーを議長とし、経営ラインから独立した、当基準の遵 守および当基準のもとで応募者データを取扱う際に発生するすべての懸念事項の解決についてあらゆる側面から監督する責務を負うシニア・コンプライアンス・ スペシャリストによって構成されます。雇用データ・プライバシー委員会への連絡は、eメール(Hello@Wadacom.com)またはファックス(+1-203-373-2181)によって可能です。雇用データ・プライバシー委員会は、委員会が下した決定とそれに伴う救済方法について、関係者に報告します。

当基準に記載されるプロセスは、WADACOMおよび適用法規によって規定される救済方法または紛争解決手続を補完します。

監査の手続き

当基準の遵守をより確実なものにするために、WADACOMのチーフ・プライバシー・リーダーは、WADACOMの主要ビジネスのシニア・プライバシー担当者か ら構成されるWADACOMグローバル・プライバシー・カウンシルとともに、監査の対象となるべき応募者データおよび雇用データ手続を特定します。このため、WADACOM は、経営ラインから独立したコーポレート・オーディット・スタッフ(CAS)にこの監査を担当させます。オーディット・スタッフのメンバーは、WADACOM取締役 会の監査委員会に対して独立したコミュニケーション・ラインを有するCASのバイス・プレジデントに報告をします。オーディット・スタッフの調査結果報告 書は、WADACOM のポリシー・コンプライアンス・レビュー・ボードあるいはWADACOMのグローバル・プライバシー・カウンシルに提出され、審査が行われ、対応が検討されます。当 ボードまたはカウンシルは、当基準の遵守を確保するためのアクションプランを要請します。WADACOM内部のリソースで十分な対応ができないような事項について は、WADACOMは独立した第三者を任命し、当基準に基づく応募者データおよび雇用データに関する手続きや懸念事項について調査・監査させることに同意します。

当基準のコミュニケーション

当基準に関するトレーニングに加えて、WADACOMは当基準を特定の社内ウェブサイトに掲載したり、応募者データが収集・処理されるITアプリケーション上に当基準へのウェブリンクをつけることによって、既存社員と新入社員への当基準のコミュニケーションを行います。

基準の変更

WADACOMは、法令の変更,WADACOMの制度および手続の変更,データ保護監督官庁による必要要件などの必要に応じて、当基準を変更する権利を保有しま す。WADACOM のチーフ・プライバシー・リーダー、またはその指名を受けた者は、変更を承認しなければならず、かかる変更はこの承認を経て効力を発効します。WADACOMが当基 準に変更を加える場合、法が要求する場合は当該変更の再承認を受けなくてはなりません。WADACOMは、WADACOM社員とその他の者(例:WADACOMのウェブサイトにアクセス し、募集職種への応募に必要な応募者データを入力する者)に対して、当基準内のいかなる変更点をも通知をします。WADACOMは、該当する社内向け・社外向けの ウェブサイト上に基準の変更についてすべて掲載します。

当基準の施行日をもって、この基準の定めは、応募者データの処理に関する既存のグループ内合意書や社内プライバシー・ガイドラインのすべてに優越します。これらの合意書またはガイドラインに関わる全ての当事者には、当基準の施行日が通知されます。

データ保護監督官庁に対する義務

WADACOMは、当基準または適用されるデータ保護とプライバシーに関する法令の遵守に関してデータ保護監督官庁から要請を受けた場合は精査かつ適 切に対応します。これら要請を受けたWADACOM社員は、現地のHRマネージャーまたはビジネスのリーガル・カウンセルに連絡をし、WADACOMは要請に応じて、データ保 護監督官庁に対して担当者の氏名と連絡先を提供します。WADACOM関係会社間の応募者データの移管に関しては、データを提供する会社および提供を受ける会社は、 (i) データを提供する会社を管轄するデータ保護監督官庁からの調査や問い合わせに協力し、(ii)適用法令および適正な手続に適った監督官庁の決定を尊重しま す。

補足規定

EU/EEA内において収集されその他の場所で処理される応募者データに関する権利および義務

WADACOM応募者データに関する保護基準(以下、「当基準」)に記載された権利義務または別途存在する権利義務に加え、WADACOM各社がヨーロッパ・ユ ニオン/ヨーロッパ経済圏において収集し、その他の場所において処理される応募者データについては、95/46/EC指令(「ヨーロッパ・データ保護指 令」)に照らし定められた以下の原則が適用される。この補足規定が適用される地域においては、当基準に定める執行権およびおその機能に関する規定も本補足 規定に適用される。以下の原則は、社員に対し、ヨーロッパ・データ保護指令において既に付与されている権利を超えて権利を付与し、または既に課されている 義務を超えて義務を課すことを意図しているものではない。:

    1. 応募者は、特別な状況に関係する十分に合法的な根拠に基づき自己に関する応募者データの処理に異議を唱えることができる。例えば、データの処理によって応 募者の生命または健康が危機に曝される場合等がこれに該当する。この規定は、当該処理が(i)法律により必要とされる場合、(ii)応募者個人の同意に基 づく場合、あるいは(iii)応募者とWADACOMの間で契約上の債務を履行するために必要である場合には適用されないものとする

 

  • 応募者は、適切な社内の紛争処理手続を尽くした後、WADACOM各社に対して当基準(本補足規定を含む)違反により生じた損失または損害の金銭的賠償請求を行うこ とができる。当該WADACOM事業会社関係会社はその状況において適切な通常の注意義務を尽くした場合にはかかる損害に対して責任を負わないものとする。

 

 

  • 当基準において使用された用語または定義が曖昧である場合、関係するEU/EEA加盟国に適用される現地法において定められた定義が適用されるものとし、かかる定義が当該現地法にない場合には、ヨーロッパ・データ保護指令の定義が適用されるものとする。